道具の選び方

おすすめの縄跳び/フリースタイルなわとび演技で跳びやすいトビナワの選び方

縄跳びはトレーニングや小学校など幅広く使われていますが、フリースタイルなわとび演技に適したものは多くありません。

縄跳びの選び方で上達が左右されるだけでなく、技のやりやすさも大きく変化してしまいます。

フリースタイルなわとび演技をうまく跳ぶためには縄跳び選びも大切です。

おすすめ縄跳びランキング/フリースタイル

フリースタイル・ロープ
日本なわとびアカデミー公認のフリースタイル用なわとび。フリースタイル演技をするのに最も適した「太さ・硬さ・伸縮」のバランスがよい縄跳びです。グリップも長く設計されているので、上級者でも使い続けることができます
評価
太さ ロープの太さは4mm
かたさ やや固め
伸縮の有無 中央にストリングありで、伸縮なし

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La-VIE(ラヴィ)  とびなわ
グリップが長く、細くてもしっかりと回るのがLa-VIEのなわとびです。少し伸縮するのが玉にキズ。リリースや複雑な交差は跳びくくなります。
評価
太さ ロープの太さは4mm
かたさ やや柔らかい
伸縮の有無 少し伸びる

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アシックス(asics) クリアートビナワ
長いグリップは良いのですが、ロープが跳びにくいです。普通の2重跳び、3重跳びは問題ないですが、交差や複雑な動き、リリースなどは跳びにくいです。グリップが長いこと以外はオススメできません。
評価
太さ ロープの太さは4mm
かたさ テロテロで柔らかい
伸縮の有無 かなり伸びる

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フリースタイルに使う縄跳びの選び方

フリースタイルなわとびは、複雑なロープの動きやアクロバットな技が含まれます。そのため縄のコントロールがしやすいことが一番大切です。

コントロールのしやすさを決めるポイント

コントロールのしやすさは、太さ・かたさ・伸縮の有無で決まります。

太い縄跳びは、空気抵抗が大きくコントロールがしやすくなります。ただ、腕への負担が大きくなるため早くまわす2重跳びや3重跳びには適していません。細い縄跳びは早くまわりますが、感覚を掴むのが難しくなります。

柔らかい縄跳びは力がうまく伝わらないため、回転中の歪みやズレにつながり失敗が増えます。硬い縄跳びは無駄なく力が伝達するので、細かい操作がしやすくなります。ただ、硬いロープは地面との接触で断裂する可能性が高くなります。

伸縮する縄跳びは回転を加えると遠心力で伸びてしまい、思ったところにコントロールしにくくなります。また伸縮する=柔らかいことが多いです。

太さ:4-5mmがオススメ

硬さ:できるだけ硬いモノ

伸縮:できるだけ伸びないモノ

縄跳びの長さの決め方

フリースタイルでは、縄跳びの長さは技のレベルによって決めます。まずは縄の長さを基準の長さに調整しましょう。

縄跳びの基準の長さ

前跳びがとべるようになった小学校低学年では、少しだけ縄跳びを長くします。身長+55cm程度が適切でしょう。もしくは両足で縄跳びを踏み、肘が90℃に曲がる場所が適切な長さです。

引用:縄跳びの長さはこう決めよう。上手に縄跳びをするための長さの決め方とは?|なわとびレッスン.com

3重跳びをとべるようになるまでは、基準の長さから少しずつ短くしていきます。とくに3重跳びを1回とぶ練習では、できるだけ短いほうが成功率があがります。

3重跳びが1回跳べるようになったら、徐々に基準の長さに戻していきます。複雑なクロスや技をする場合、短いなわとびは失敗の原因になるからです。

基準の長さの縄跳びでも、素早くまわせる力を付けていく必要があります。さらにレベルが上って4重跳びや5重跳びといった技にチャレンジするときも、ロープを素早く回す力は不可欠です。

グリップの長さ

フリースタイルなわとびでは、足の下や背中など様々な場所で交差をします。なのでグリップは長いモノを選ぶようにしましょう。

またグリップが長いことで、力を加えたときにより効率よく力が加わり、すばやい回転をさせられます。3重跳び、4重跳びといった技を練習するレベルの人は、できるだけ長いグリップを使うようにしましょう。